この記事でわかること

「海外FXの金融ライセンスとは?」「海外FX業者の金融ライセンスの種類は?」など疑問をお持ちの人は必見!

この記事では、海外オンエア編集部が調査して分かった「海外FXの金融ライセンスの種類」「金融ライセンスを保有しているおすすめ海外FX業者」を紹介します。

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本コンテンツは「海外FXオンエア編集部」が、金融庁財務局消費者庁国民生活センターから発信される情報と、実際の海外FX取引・調査を基に制作しています。詳細は「海外FXオンエアのコンテンツ制作ポリシー」をご覧ください。

目次

海外FXの金融ライセンスとは?

金融ライセンスとは、国家によって管轄された金融監督機関が発行する許可・認可・登録のことを指します。

海外FX業者が保有する金融ライセンスは「オフショアライセンス」とも呼ばれ、取得している業者は一定の安全性や信頼性が担保され、世界中で営業活動を行うことができます。

一括りに金融ライセンスと言っても、発行元の機関によって定める制度は異なり、厳格なルールを設けていて取得が困難なものから、比較的取得しやすい金融ライセンスまで様々です。

例えば身近なところでは、日本の金融ライセンスの発行元は日本金融庁であり、世界的にも取得が困難な部類に入ります。

日本で営業活動を行うには、金融庁への登録が必要で、営業活動は金融庁のルールや規制に従う必要があります。

日本金融庁からライセンスを取得するには、「第一種金融商品取引業」の登録が必須で下記の要件が必要です。

  • 資本金5000万円以上
  • 純資産額5000万円以上
  • 自己資本規制比率120%以上
  • 取締役会又監査役又は委員会設置会社の株式会社であること
  • 主要株主が一定の欠格者でないこと
  • 第一種金融商品取引業を的確に遂行するに足る人的構成を有すること
https://taurus-financial.com/issyu/

上記のように日本金融庁に登録するには、非常に厳格な要件が定められています。

ただ、ほとんどの海外FX業者は日本の金融ラインセンスは取得しておらず、海外の金融ライセンスを取得しています。

それでは、海外FX業者が取得している金融ライセンスには、どのようなものがあるか見ていきましょう。

海外FXの金融ライセンスの種類を解説

英国金融行動監視機構(FCA)

「英国金融行動監視機構(FCA)」は、イギリスの金融監視機関です。

2012年に設立され、世界でも最も取得が困難な金融ライセンスの一つと言われています。

そのため、FCAライセンスを取得しているFX業者は非常に信用性と安全性が高いと考えられています。

FCAの金融ラインセンスでは、「Client Assets Sourcebook」通称CASSルールと呼ばれる顧客資産の取り扱いに関する規定に従わなければいけません。

CASSでは、万が一業者が破綻した場合でも、顧客資産を迅速に顧客に返還するために、顧客資産と業者の資産を分けて保管する分別管理や全ての取引記録を保存することなど、顧客の資産保護のためのルールを定めています。

さらに、FCAライセンスを取得するためには、金融サービス補償機構(FSCS)と呼ばれる補償機構への加入が義務付けられており、万が一業者が破綻し、顧客へ資産が返還出来なかった場合には、顧客1人当たり最大8万5000ポンド(約1000万円)まで補償されます。

FCAのライセンスは、一度取得すれば永続的に保持しつづけられるものではなく、更新制となっており、ライセンス基準を満たしていなければライセンスが剥奪されることもあります。

出金拒否など出金手続き等が円滑に処理されなかった場合でも、ライセンスが剥奪となる可能性があり、非常に厳格に運用されている金融ライセンスです。

全米先物協会(NFA)

「全米先物協会(NFA)」は、アメリカにおける先物市場やデリバティブ市場などの業界に対する自主規制組織です。

1981年にアメリカの商品先物取引委員会に基づいて設立されました。

NFAは、先物取引業者や関連企業の登録と規制を担当し、業界の健全性と透明性を確保する役割を果たしています。

NFAの登録会員は、NFAの規則に従い、厳密な登録手続きを経て商品先物取引委員会(CFTC)への登録を行います。

複数の投資家から資金を得て商品先物やオプションなどの取引を行う業者や、先物市場での商品の売買を行う業者は、NFAを通じてCFTCへの登録が義務付けられています。

登録会員は、NFAルールと呼ばれる自主規制を厳守し、販売や勧誘を行う必要があります。

NFAの金融ライセンスは、「英国金融行動監視機構(FCA)」と並んで、信用性が高いことで有名です。

スイス金融市場調査局(FINMA)

「スイス金融市場調査局(FINMA)」は、スイスの金融市場における金融機関の監督を担う機関です。

その主な目的は、銀行、保険会社、金融機関、資産運用会社などを監督し、金融市場の機能保護や競争促進、そして債権者や投資家を保護することです。

FINMAの監督下にあるFX業者は、「外国為替公認銀行」として登録され、政府からの認可を受けて外国為替業務を行います。

登録した業者は、最大100倍のレバレッジ規制、ゼロカットシステムの導入、顧客資金の分別管理や顧客情報を保護するためのセキュリティ対策の実施などの規制に従う必要があります。

さらに、万が一登録業者が破産した場合には、最大で10万スイスフラン(約1300万円)を補償する義務を負います。

FINMAの金融ライセンスを取得すると、欧州証券市場監督局(ESMA)の監督下に入る義務があります。

ESMAは、EU全体の投資家を保護する目的があるため、EU全体を統括する金融ライセンスを取得したことと同等の安全性を保証します。

過去に、日本の金融庁とFINMAは、互いの市場におけるイノベーションを促進することを目的として、協力枠組みの交換書簡を交わしています。

これらのことから、FINMAに登録して金融ライセンスを取得しているFX業者の安全性と信用性は高いと考えて良いでしょう。

ニュージーランド金融市場庁(FMA)

「ニュージーランド金融市場庁(FMA)」は、2011年に設立されたニュージーランドの金融市場を監督する独立機関です。

その範囲は外国為替市場のみならず、株式、債券、投資信託、保険業界など、金融市場全体の参加者に対して監督します。

FMAは、金融業者や金融商品の登録、監査、規制の順守の確認など、金融市場の参加者に対する監督と規制を行います。

また、投資家に対する情報提供を通じて、投資詐欺や不正行為の調査、取り締まりも行う機関です。

2010年までは、ニュージーランド証券取引委員会が監督していましたが、金融機関が相次いで破綻した際にトレーダーの損失が大きく、多くの批判を受けました。

この反省からより厳格な規制を行う新たに設立された機関が「ニュージーランド金融市場庁(FMA)」です。

FMAのほかにニュージーランドの金融ライセンスには、「金融サービス事業者登録簿(FSPR)」があります。

FSPRとは、「Financial Service Providers Register」の略称で、金融商品の取引サービスを提供している業者を登録・管理している機関を指します。

このFSPRは、FMAとは違い金融規制機関ではなく、一定の要件を満たすだけで登録することができるため、業者の安全性や信用性は担保していません。

FMAのライセンスは、取得難易度が高い部類に入り、信用性が高い金融ライセンスとされています。

しかし、海外FX業者の中には、FMAではなくFSPRを金融ライセンスとして取得していると表示しているところもあるため注意が必要です。

キプロス証券取引委員会(CySEC)

「キプロス証券取引委員会(CySEC)」は、地中海の東に位置する小さな島国キプロスの金融サービス業者を監督し、規制する機関です。

キプロスは国際的な金融センターとして知られ、数千社ものFX業者が集まるオフショア金融センターとして発展しています。

CySECは、イギリスのFCAと同様に厳格な規制で有名であり、登録前には資本金や資産管理、サポート体制などあらゆる項目が徹底的にチェックされます。そのため、ライセンス認可は難関とされています。

CySECは、2001年にキプロスがEUに加盟する前に誕生し、その後はヨーロッパMiFiD(金融商品指令)に準拠しています。これにより、キプロスライセンスを保有する金融機関はヨーロッパ全域で営業活動が可能となりました。

そのため、大手海外FX業者も積極的にキプロス市場に進出しています。

CySECの目標は、キプロス証券市場を最も安全で魅力的な投資先とすること、投資家の保護や金融システムの安定・発展を促進し、消費者が安心して金融サービスを利用できる環境を整えることです。

特筆すべきは、2016年からの規制強化です。ギリシャショックを受けてキプロスの金融機関にも影響が及び、その後CySECはFX業者に対する規制を強化しました。

新たな規制では、新規口座開設時の最大レバレッジ規制やボーナス提供の禁止、ゼロカットシステムの導入、出金処理の迅速化が主なポイントです。

また、CySECに登録する金融機関は、投資家補償基金(ICF)への加入も義務付けられています。ICFは最大2万ユーロの補償を提供し、投資家の資金を保護しますが、日本に居住するトレーダーは口座開設が制限されており、ICFの補償の対象外となります。

さらに、CySECライセンスを保有するFX業者は、分別管理を義務付けられています。これにより、トレーダーの資産が業者の運営資金と分けて保管され、万が一の破綻時にも資金が返還される仕組みが整っています。

「キプロス証券取引委員会(CySEC)」の金融ライセンスは、元々規制が緩く信用性が低いライセンスとみなされていましたが、規制強化を行ったこともあり、現在では信用性は高いと考えられています。

バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)

「バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)」は、南太平洋の小さな島国バヌアツ共和国の金融サービス業界を監督し、規制する機関です。

この国は80ほどの島で構成され、タックスヘブンとして知られています。

1993年に設立されたVFSCは、バヌアツ国内の金融サービスの規制を担当しており、国の金融センターとしての重要な役割を果たしています。

2019年3月初旬、VFSCは金融機関に対する新たな規制政策を発表しました。これにより、金融ライセンスの信頼性向上が目指され、より経営基盤が強固な企業が選別されることが期待されています。

新規制の主な内容は、金融ライセンスをA、B、Cの3クラスに分類し、それぞれ特定の金融サービス提供が定められることや、取締役や経営者の経験や滞在期間、専門職業賠償責任保険への加入が義務付けられることなどです。

これらの規制強化によって、ペーパーカンパニーが金融ライセンスを取得することが困難となり、VFSCの金融ライセンスの信用性が向上しました。

「バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)」のライセンスは、比較的低いコストで取得できることもあり、一般的に信用性が低いと考えられている金融ライセンスですが、上記のような規制強化もあり年々その信用性を高めています。

ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)

「国際金融サービス委員会(IFSC)」は、ベリーズを世界的な金融国とするために設立された機関です。

1981年のイギリスからの独立以来、この小さなカリブ海の国は観光業が盛んな一方で、IFSCが行う金融規制によって海外企業の誘致が行われています。

IFSCは金融ライセンスを比較的緩く設定し、ペーパーカンパニーでも取得可能であり、さらにベリーズ国外で得た利益についても申告する義務がないため、タックスヘイブンとしても知られています。

IFSCが行う金融規制は、金融を推進し、保護し、そして強化することを目指しています。この規制により、ブローカー企業や他の金融サービスプロバイダーに対してライセンスを発行し、監督管理を行っています。

具体的には、資本金が必要であることや、顧客資金と自己資金の分別管理を行うことなどがあります。

これらの規制は、以前は緩かったものの、近年では資本金の引き上げや月次報告書の提出義務などが課され、年間のライセンス許可手数料も2万5千ドルとなっています。

しかし、IFSCのライセンスはイギリスFCAやキプロスCySECと比べて倒産時の補償が義務づけられていないため、その点について不安があります。

IFSCは、ベリーズ国内に拠点を置かずに金融ライセンスを取得できることから、ベリーズは多くの海外企業にとって魅力的な選択肢となっていますが、

一部の投資家や取引業者にとってはリスクを伴うものであり、IFSCのライセンス取得者に対する監視と規制の強化が求められています。

「ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)」の金融ライセンスは、比較的取得が簡単で、補償等が義務付けられていないためやや不安点はありますが、規制もしっかりしており一定の信用性があると考えて良いでしょう。

セーシェル金融サービス庁(FSA)

「セーシェル金融サービス庁(FSA)」は、セーシェル共和国における金融サービス業界の規制と監督を担当する独立した政府機関です。

2013年に設立されたFSAは、国際的なベストプラクティスと基準に準拠し、セーシェルの金融サービス業界の健全性と透明性を確保することを目的としています。

FSAは、保険、証券取引、集合投資スキーム、信託業務、仮想通貨を含む様々な金融商品とサービスを提供する機関の規制と監督を行っており、

また、金融犯罪に対する取り組みを強化し、マネーロンダリングやテロ資金供与の防止を行うことで、金融システムの整合性を保護しています。

しかし、「セーシェル金融サービス庁(FSA)」の金融ライセンスには、会計監査や自己資本の規定がないため、やや不安が残るライセンスと言えるでしょう。

イギリス領バージン諸島金融サービス委員会(BVIFSC)

「バージン諸島金融サービス委員会(BVIFSC)」は、カリブ海に浮かぶ約160の島々からなるバージン諸島の金融規制機関です。

バージン諸島は、カリブ海に浮かぶイギリス領の国でありながら、その金融ライセンス取得の基準はイギリス本土とは異なっています。

その目的は、消費者や投資家の利益保護、国際規制基準に基づいたビジネスの遂行、合法的な取引の促進、そしてマネーロンダリングなどの犯罪防止です。

しかし、金融機関が破綻した場合の顧客資産の補償などの制度や規制はなく、万が一の際のリスクには注意が必要です。

BVIFSCは、銀行・受託・投資・保険業務、倒産処理、法人登記・管理、知的財産の保護など、幅広い役割を担っています。

また、バージン諸島はタックスヘイブンとしても知られ、富裕層が資産を隠すために利用されることもあります。

規制当局は海外FX業者を厳しく規制しておらず、BVIFSCライセンスであればハイレバレッジや高額ボーナスのインセンティブ付与を自由に決められます。

「バージン諸島金融サービス委員会(BVIFSC)」の金融ライセンスは、本国イギリスとは異なる基準をもち、顧客資産の補償などの規定や規制もないことから、あまり信用性が高い金融ライセンスとは言えないでしょう。

セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGFSA)

「セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGFSA)」は、中南米のカリブ海の南部に位置するセントビンセント・グレナディーン諸島にある金融監督機関です。

2012年の設立以来、国内の金融機関を監視・監督しており、SVGFSAに登録している金融機関は法令や規則を順守しながらサービスを提供し、公正な取引環境を維持するよう指導されています。

SVGFSAは登録金融機関の情報を公開しており、投資家は企業の金融ライセンスを確認できるだけでなく、公式サイトでは登録金融機関の財務諸表の提出状況や財務状態が公開されており、取引業者や投資家はこれを参考にして取引ができます。

「セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGFSA)」の金融ライセンスは、現行の金融ライセンスには投資家保護の基準が定められておらず、国内の金融システムの脆弱性も指摘されている状況で、信用性が高いとは言えないでしょう。

金融ライセンスを保有している海外FX業者おすすめ3選

金融ライセンスを保有している海外FX業者おすすめ3選

XMTrading

最大レバレッジ1,000倍
スプレッドドル円1.6pips
取引形態NDD方式
通貨ペア数55種類
最小取引単位0.01ロット(10通貨)
口座開設ボーナス13,000円分
入金ボーナス100%(最大50,000円分)
20%(最大1,000,000円分)

「XMTrading」は、2009年に設立された老舗の海外FX業者であり、安定したサービス提供で知られており、FXサービスにおいて国際的な賞を多く受けています。

日本人トレーダーからも高い評価を受けており、長年にわたり安全性と信頼性を確立しています。同社は、Tradexfin LimitedとFintrade Limitedが運営しており、特に日本市場においては人気が高い海外FX業者です。

XMTradingは日本人向けアカウントを運営するTradexfin Limitedの資本金が大規模であり、顧客資金と運営資金を分別管理するなど、安全性に重点を置いた運営を行っています。

さらに、AIG保険に加入しており、顧客資金が全額保証される体制を整えています。

運営会社の一つであるFintrade Limitedは、モーリシャス共和国を拠点にし、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)の金融ライセンスを取得しており、また、XMグループの本社は取得難易度が高いキプロス証券取引委員会(CySEC)の金融ライセンスを取得しています。

\ 新規口座開設で13,000円GET /

公式サイト:https://xmtrading.com/register

Exness

最大レバレッジ無制限
スプレッドドル円1.1pip
取引形態NDD方式
通貨ペア数96種類
最小取引単位0.01ロット(10通貨)
口座開設ボーナスなし
入金ボーナスなし

「Exness」は、2008年にロシアで設立された海外FX業者で、2020年に日本市場に参入しました。

無制限レバレッジやロスカット水準0%でのトレードが可能なことから、特にスキャルピング取引に適した環境で、トレーダーから高い評価を得ている海外FX業者の一つです。

また、日本向けのライセンスとしてセーシェルFSAを取得しており、グループとしてはイギリスのFCAやキプロスのCySECなど、信用性の高いライセンスを多数保有しグローバルに事業を展開しています。

Exnessは急速に成長し、日本のトップFXブローカーの一つとして注目されている海外FX業者です。

\ 無制限レバレッジ・ロスカット水準0% /

公式サイト:https://www.exness.com/accounts

AXIORY

最大レバレッジ1,000倍
スプレッドドル円1.5pips
取引形態NDD方式
通貨ペア数60種類
最小取引単位0.01ロット(1,000通貨)
口座開設ボーナスなし
入金ボーナス100%・150%(最大15万円)

「AXIORY」は、2015年に設立され、多くの日本人トレーダーから支持を集めている海外FX業者です。

透明性の高さ、取引コストの安さ、入出金の確実さなどで定評があり、最大レバレッジは400倍で、スプレッドが狭く取引制限も緩いため、スキャルピングやデイトレードに適しています。

AXIORYの運営会社Axiory Global Ltdは、カリブ海諸国のベリーズに本社を置いていますが、このベリーズはタックスヘイブンとして知られ、多くの企業が会社設立費用の安さや税制の優遇を求めて設立しており、オフショアとしては一般的です。

AXIORYは、このベリーズの国際金融サービス委員会(IFSC)から金融ライセンスを取得しています。

公式サイトでは、取引銀行、役員の情報を公開し、PwCによる監査レポートも毎年公表しており、NDD方式の採用や、利益相反取引を禁止するなど、高い透明性と信頼性を持っています。

また、顧客の資金はDoha Bankで保管され、運営資金とは完全に分別管理されていることから、万が一、破綻した場合でもトレーダーの口座資金は監査機構名義で全額返金されるため、安心して取引を行えます。

\ 最大15万円分の入金ボーナスGET /

公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

海外FX業者の金融ライセンスに関する注意点

注意点1.セントビンセントの場合は詐欺業者の可能性が高い

「セントビンセント・グレナディーン諸島」の金融ライセンスのみしか取得していない業者の場合は信用性が低く、中には詐欺業者の可能性もあるので十分に注意した方が良いでしょう。

セントビンセント・グレナディーン金融庁(SVGFSA)の金融ライセンスは、顧客保護の規定が十分ではなく、信用性が低いことから注意が必要なライセンスです。

最も注意すべきは、海外FX業者の中にはセントビンセント・グレナディーン諸島で設立の法人登記のみしか行っておらず、金融庁のライセンス自体を取得していない場合もあります。

公式サイトの会社概要で、「SVG IBC MEMBER」としてセントビンセント・グレナディーン諸島において、国際事業会社(IBC)として登録を受けている旨の表示をしているだけであれば、金融ライセンスを取得していない可能性もあるので注意が必要です。

注意点2.金融ライセンスを保有していても出金拒否のリスクはある

金融ライセンスを保有しているからといって、必ず出金できるとは限りません。

特に信用性が低い機関のライセンス取得は、出金に関するリスクが高まります。

これらの国では実体のないペーパーカンパニーも容易に設立され、実際のオフィスが存在しない場合もあります。

そのため、出金手続きにおいて問題が起こる可能性は捨てきれません。

さらに、信用性が低い機関からのライセンス取得はユーロ圏からの信頼性が低く、銀行送金などの取引が難しくなることもあります。

大手の海外FX業者は、このようなリスクを避けるために、ホワイトなオフショア国でのライセンス取得を選択しています。

しかし、ライセンスを持つからといって安心はできません。

詐欺業者でなくても、取引ルールに違反したり、利益を出したトレーダーに対して出金を拒否するケースもあります。

つまり、金融ライセンスを保有していても出金拒否のリスクは無いとは言い切れません。

注意点3.海外FX業者は日本の金融庁の許可を取れていない

海外FX業者は、日本の金融庁の許可を取得していないことが一般的です。

海外FX業者が日本で金融ライセンスを取得しない理由の一つに、日本の金融庁の規制が非常に厳しいことが挙げられます。

例えば、「最大レバレッジが25倍以下」、「損失補填の禁止」といった厳しい規制があり、このような規制によって、海外FX業者が提供するハイレバレッジ取引やゼロカットシステムを実現することが難しくなります。

ほとんどの海外FX業者は、海外での金融ライセンスを取得して運営を行っていますので、日本の金融庁から警告を受けており、注意喚起がされています。

海外FX業者の金融ライセンスに関する質問Q&A

海外FXの金融ライセンスとは?

海外FX業者が保有する金融ライセンスは「オフショアライセンス」とも呼ばれ、取得している業者は一定の安全性や信用性が担保されます。

海外FX業者が日本の金融ライセンスを取得していない理由は?

金融庁の厳しい規制を受け、ハイレバレッジやゼロカットシステムなどのサービスをユーザーに提供できないためです。

難易度が高い金融ライセンスを保有している海外FX業者は信頼できる?

基本的には信頼性が高く安心して取引できますが、一定のリスクはあります。

必ず金融ライセンスを保有している海外FX業者を利用したほうがいい?

はい。融ライセンスを保有している海外FX業者の利用をおすすめします。

海外FXの金融ライセンスに関する注意点は?

安全性と信頼性が低い国や金融監督機関のライセンスには注意した方が良いでしょう。

【まとめ】海外FX業者を選ぶ際は金融ライセンスをきちんと確認しよう!

今回は、各国の金融監督機関とそのライセンスの信用性、海外FXの金融ライセンスに関する注意点について解説してきました。

海外FX業者の信用性や安全性を計る目安として、どの金融監督機関の金融ライセンスを取得しているかを確認することは非常に重要です。

金融ライセンスによって取引の安全性や信頼性、投資した資金に対する補償の在り方が変わってきます。

ただし、金融ライセンスを取得しているからといって完全に安全だとは言い切れない面もあり、余剰資金で投資をするなど健全なポートフォリオの構築も必須です。

本記事と海外FX業者が保有する金融ライセンスを照らし合わせて、その安全性と信用性をしっかりと確認してから利用する業者を決定することをおすすめします。

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