FocusMarketsは、海外FXでも比較的人気のあるFX業者です。

しかし、実際にどんな海外FX業者なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

特に口座によって取引の内容が変わるので、より分からないと感じる方もいるはずです。

そこで今回は、FocusMarketsの口座タイプにフォーカスし、それぞれどのような特徴があるのかを解説します。

FocusMarketsの口座タイプと特徴

最初に紹介するのは、FocusMarketsのスタンダード口座です。

スタンダード口座は、FocusMarketsが提供しているもっともベーシックなスペックの口座タイプです!

最大1,000倍のレバレッジに加えて、取引手数料無料など使いやすい口座になっています。

そのため、取引コストで注意するべきものがスプレッドのみなので、取引コストを計算しやすいメリットがあります。

ただし、スタンダード口座はスプレッドがRaw口座に比べてスプレッドが広く設定されている点に注意が必要です。

たとえば、米ドルと日本円のペアでは、1.0pips、日本円とユーロのペアでは1.3pipsに設定されています。

これは一般的な海外FXに比べると比較的狭いスプレッド設定ですが、Raw口座に比べると若干広い範囲です。

スタンダード口座の特徴
  • 最大レバレッジ1,000倍でトレードできる。
  • 取引手数料無料
  • 最低入金額が100ドルからと少額でも取引できる

取引手数料が無料で、最低入金金額が少ないことから、初心者でも利用しやすい口座です。

また、週1回など少ない取引回数で大きな利益を狙うスイングトレードにも向いているといえるでしょう。

FocusMarketsのRaw口座の特徴

Raw口座は非常に狭いスプレッドが特徴の口座です。

たとえば、米ドルと日本円のペアでは0.0pipsという驚異的な狭さを誇ります!

また、ユーロと日本円のペアでも0.3pipsと、かなり狭いスプレッドに設定されており、スタンダード口座よりも1.0pips程度狭くなっています。

ただし、注意点として取引手数料が発生することです。

往復で1ロットあたり7ドルの費用が発生するため、そのコストを計算しながらトレードする必要があります。

Raw口座の特徴
  • スプレッドが狭い
  • リクオート(約定拒否)が発生しない
  • 海外FX業者やブローカーの一切の介入を受けずに直接取引するECN方式の採用

取引手数料が発生するものの、スプレッドが狭い水準に設定されています。

また、リクオートが発生しないことや直接取引が可能なECN方式を採用していることから、一日に何度もトレードするスキャルピングに向いています。

FocusMarketsのデモ口座の特徴

デモ口座は文字通りデモ専用の口座です。

スペックはスタンダード口座と同じですが、デモ取引なので無限の予算でトレードできます!

デモ口座の特徴
  • スタンダード口座と同じスペック
  • 利益が出ないデモ取引

デモ口座は、デモトレード用口座なのでお金がかかりません。

ただ、それは裏を返すと利益がいくら出ても出金できないことを意味します。

あくまでトレードの練習をするのにおすすめな口座です。

目次

FocusMarketsの口座タイプ別おすすめなトレーダー

スタンダード口座がおすすめなトレーダー

はじめに、FocusMarketsのスタンダード口座をおすすめするトレーダーを紹介します。

結論、FocusMarketsで口座開設するトレーダーにはスタンダード口座がピッタリです!

その理由は、次のとおりです。

スタンダード口座を選ぶべき2つの理由
  • 取引手数料が無料なのでコストを計算しやすい。
  • ゆったりとしたトレードでもデメリットが少ない

FocusMarketsはそもそも取引手数料が発生しません。

そのため、取引のたびにコストを気にすることなくトレードできます。

これは海外FX初心者にとって大きなメリットであり、スタンダードが利用しやすいポイントと言えます。

次にスプレッドが広いものの、スイングトレードのようなゆっくりしたトレードなら、そこまでデメリットはありません。

初心者は基本的にスキャルピングのようなトレードをすることはほとんどないので、取引手数料がかからないことやスプレッドの影響を受けにくいスタイルを考えるとスタンダード口座が向いています。

使いやすい口座なので、最初の1口座目にはぜひスタンダード口座を選んでみてくださいね!

Raw口座がおすすめなトレーダー

次にRaw口座をおすすめするトレーダーを紹介します。

結論、Raw口座でトレードする人は、スキャルピングを主に行うトレーダーや中上級者です。

その理由は、次の通りです。

Raw口座を選ぶべき3つの理由
  • 狭いスプレッドでトレードできる
  • 約定しやすい
  • 最小入金金額がECN方式としては安価

手数料が発生するものの狭いスプレッドでトレードできるのは、スキャルピングを行うトレーダーにとって大きなメリットです。

スキャルピングが狭いことで、わずかな利益も積み重ねることができトレードしやすい環境は、きっと便利さを感じられるでしょう。

約定しやすいのもポイントです。

スキャルピングにとって約定されない状態は、利益の機会を失うデメリットですが、Raw口座ではそういったことが起こりにくいとされています。

そのため、安定して利益を積み重ねていくのに適しているといえるでしょう。

最後がECN方式としては安価に利用できる点です。

他の海外FXでは、FX業者を介さないECN口座の最低入金金額が数十万円相当というケースも見られます。

しかし、FocusMarketsではわずか100ドルの入金でECN口座が利用できます。

透明性のある厳密なトレードができるECN口座が安価で利用できるのは、細かなトレードを行うスキャルピングにピッタリです!

デモ口座がおすすめなトレーダー

最後にデモ口座がおすすめな人は、全てのトレーダーです。

その理由は次の通りです。

デモ口座を選ぶべき2つの理由
  • いくらでも練習ができる
  • 実際の相場をもとに練習できる

FocusMarketsではデモ口座が用意されています。

これは仮想的な取引を行うことでトレードの練習ができる環境を意味します。

無料で利用できるので、トレードの腕を磨きたい人はどんどん利用しましょう!

FocusMarketsで口座を選ぶ際の5つの注意点

FocusMarketsで口座を選ぶ際には5つの注意点があります。

注意点1:口座に極端な違いがない

FocusMarketsに用意された口座は、スタンダード口座とRaw口座、そしてデモ口座の3種類です。

ただ、デモ口座を除き、実際にトレードできる2つの口座に極端な差はありません。いずれもゼロカットに対応し、レバレッジ、最低入金額が同じです。

レバレッジは両口座とも1,000倍が最大で、さらに口座を1,000倍にする場合にサポートへ連絡する必要があります。

また、口座残高が100万円を超えたら、両方とも500倍になるところまで一致しており、レバレッジによる選択肢はないといえるでしょう。

最低入金金額も共に100ドルからになっているため、スタンダード口座が初心者向けであっても、そこまでRaw口座との違いがないという状態です。

このように口座選びを行っても極端に違うことはありません。

注意点2:ゼロカットは条件がある

FocusMarketsで用意されているゼロカットは、デモ口座を除く全ての口座で採用されています。

ただ、こちらもどの口座においても口座残高がマイナスになったら連絡を入れる必要があるのです。

自動でゼロカットが執行されて口座残高のマイナスが解消される海外FXも多い中、両口座のいずれを選んでも執行してもらうためにサポートへ連絡する必要があるのは面倒な点と言えます。

そのため、ゼロカットのしやすさで口座選びをすることができないので注意しましょう。

利益は得られないもののデモ口座には無制限でトレードできるようになっているので、ある意味自動で執行されるゼロカットシステムがついているようなものと言えます。

注意点3:ボーナス目的で口座を選べない

FocusMarketsは、基本的に入金ボーナスやキャンペーンをあまり行いません。

そのため、ボーナスやキャンペーンを得やすい口座を選ぶといった、一般的な海外FXで利用しがちな選び方がFocusMarketsではできにくいといえます。

また、キャンペーンを行ってもスタンダード口座とRaw口座の両方で実施されるので、ボーナスなどの目的で口座を選べない点は注意が必要です。

ボーナスの豪華さは海外FXのメリットだけに、そのメリットを味わえる口座を選べない点は大きな注意点と言えます。

注意点4:デモ口座には有効期限がある

実はFocusMarketsの用意するデモ口座には有効期限がある点に注意しましょう。

FocusMarketsのデモ口座は有効期限が口座開設から30日という制限があります。

しかも、30日経過すると自動で閉鎖されてしまい、他のFXで行われることが多い、ログインしたら延長されるといった機能がついていません。

そのため、長期トレードの練習ができない他、FocusMarketsのデモ口座が閉鎖されたら、しばらくして再び解説し直す必要があるなど不便に感じるかもしれません。

ただ、FocusMarketsで用意されているMT5を利用した場合は、デモ口座の有効期限が90日になるので、長めにトレードしたい方は、MT5でのデモ口座利用を検討してみるのもおすすめです。

また、デモ口座を作成する為には、先にポータルサイトへの登録が必要な点も注意点として知っておきましょう。

注意点5:取引手数料は意外に高く感じることがある

FocusMarketsのRaw口座は取引手数料が発生します。その金額は往復で1ロットごとに7ドルという金額ですが、この金額はスキャルピングなどをしていると意外に高く感じることがあります。

特に少額取引でトレードしている場合は、より高額に感じるかもしれません。たった7ドルの手数料ですが、大量の金額をトレードするFXではロット量が増えることによってどんどんその手数料が積み重なります。

手数料が気になる場合は、スタンダード口座を利用するようにしましょう。

FocusMarketsの口座タイプまとめ

FocusMarketsは、スタンダード口座、Raw口座、そしてデモ口座の3種類が用意されています。

実際にトレードできるのが、基本的な性能で取引手数料が無料のスタンダード口座、そして手数料がかかるもののスプレッドが非常に狭いRaw口座です。

今回はそれぞれの特徴や向いているトレーダーについて紹介しました。取引頻度がそこまで多くない方はスタンダード口座、スキャルピング取引が多い方はRaw口座といったように向いている方についてもまとめています。

また、最後に紹介した注意点もFocusMarketsで口座開設を行う上で重要なポイントです。

そういった点も注意しながら、FocusMarketsで口座開設を検討してみましょう!

以上、FocusMarketsの口座タイプ2種類を比較!特徴と確認・変更方法を解説…でした。

目次